as it is
- 2019/10/28
- 17:39

先日、建築の勉強として千葉の長生郡にある museum as it is に行って来ました。
この美術館は建築設計を中村好文さんが手掛けられた建物です。世の中は建築家を先生とお呼びしているので、私も中村好文先生と書かせていただきます。(一級建築士の弊社の社長も本来なら先生!と呼ばれるのでしょうがそういう言われ方はお嫌いな方です・・・(笑)余談)


中村好文先生と言えば、事務所にも何冊か本があります。



“山の上の小さな美術館 as it is”と称するその建物は確かに山道を進んで森の中にひっそりとありました。
建物前にいたら、中からなんと中村先生が出てこられました!すかさず社長が「中村先生でいらっしゃいますよね!!」と声をかけ名刺交換なされ、図々しくもツーショット写真を撮らせていただきました。私は撮影側。
(建物のメンテナンスにお弟子さんと同行されていたようでした)
まさかご本人と偶然にもお会いができるとは思っていませんでした。これは必然なのでしょうね・・・・。もっと勉強せよ!!と


パンフレット、入館チケットも素敵なデザインですよね。


建物の建具一つにとっても全て造作。この庭に出る建具は開口高さ約150㎝なので大人は頭を下げないとくぐれません、住宅では考えられませんね。
築25年経つとの事ですが、外壁にはそこの土地の土を練って藁と混ぜた土壁にはヒビが入っていましたが、それも風合いがよい!とあえて塗り直さないそうです。
この美術館を管理されている女性のスタッフさんも素敵な方で、話好きな社長ともしばらく話しに付き合って下さいました。

帰りに笠森観音に寄り、更に森林浴!
この建築様式は日本唯一の「四方懸造」として国指定重要文化財となっており、周辺の山々は「国指定天然記念物笠森寺自然林」として保護されているようです。


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